銀座にふさわしい建築

2006/06/26


弊社、銀座オフィスのそばに
パールピンクに輝くビルがある。
「MIKIMOTO Ginza 2」と言う名前の
真珠で有名なミキモトのビルだ。

MIKIMOTO Ginza 2

重力から解放された「軽さ」を追求し、
パンチングメタルで透明感を出したり、
柱や床を可能な限り細く、薄いものにするなど、
随所に様々な工夫をしているこのビル。
完成以来、銀座の街行く人の視線を集めている。

しかし視線を集めているのは外観だけではない。
もっとも驚いたのはこの建築法にあった。。
と言うのもこのビル、高さ約50メートルあるのだが、
太い柱など使うのではなく、
たった20cmの厚さの不定形の穴があいた薄い壁で
建物全体を支えているというのだ。

ビル壁面の様子

もちろん、壁の表面は
溶接した跡が見えないよう、
徹底的に磨き上げられ、
凹凸の少ない塗装で丁寧に仕上げられている。
余計な服や厚化粧で隠すものは何もない。
鍛え上げられた肉体に手入れされた素肌をさらした
まさに生身の建築というのが相応しい表現だろう。

このミニマルな建物を生みだした
精度の高い職人仕事は、
日本人でなければ難しいものだったという。
東京の顔である銀座にふさわしい建築。
銀座に行った際は、自分の目で確かめて欲しい。

【今日のおまけ】

お世話になっている取引先の事務所のそばに
どこかで見かけたような風景が・・・?
と思って聞いてみたら、先週まで放送していた
「クロサギ」というドラマのロケで
主演の山下くんと堀北さんが住んでいる設定で
使われていたアパートだった。

クロサギ

せっかくなので階段を登って
写真を撮ろうとしたら、
「住居者以外 無断立入り厳禁」
しかも階段途中には
発見次第「警察に通報する」という
張り紙まであったので仕方なく階段下から一枚。

ロケって意外と身近なところで
行われているんですね(笑)。

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